銅メダルの高揚感は、不安で打ち消されてしまった
こんにちは、かっぱです。今日の本は、400mハードル日本記録保持者で世界大会で銅メダルを獲得した、為末大さんの本です。
記事のタイトルは本文にあった言葉なのですが、正に諦める力の重要性を象徴してましたね。自分の基準で何を諦めて、何を選択するのか。選択によって得られた結果に自分が納得できるか。印象的でした。
何を諦めて、何を選択するのか、そのヒントが見つかる一冊
皆さんは諦められないものってありますか。諦めるのって難しい選択で、自分も苦手ですねー。小学生から中学生にかけて野球を4年も続けてしまいました。頑張ってもうまくならないのに、子供のころは努力すれば何でもできる全能感がありますし、途中で辞めることをダメなコトという空気がありました。最近ではこういう空気が薄くなってきた気がします。
できない自分を受け入れて、諦めるという考え方
いわゆる、セルフコンパッションですよねこの諦める力って。できない自分を受け入れられないと、壁にぶつかったときに、自分な何をやってもダメなんだという無力感に襲われるか、いや努力すれば何でもできる全能感に支配されるかの2択になりそう。んで、諦める力っていうのは後者の方に必要ですよね。
スポーツの世界というのは、種目によっては才能が支配的なところがあります。為末さんも、それを感じて100mを諦め400mハードルを選択したのですが、なぜ400mハードルだったのか、何を諦めたくなかったのか、彼の軸はどこにあったのかは必読ですね。
思い返してみれば、小さな事ですか、私も早起きやブログの毎日更新は諦めてます。モチベーションがなくて、手段が目的になってしまう事は諦めリストに入れても良さそうですな。