鈍感な世界に生きる敏感な人たち
こんにちは、かっぱです。今日の本はHSP関連の本です。
著者 イルサ・セン さん
デンマークで、牧師として、心理療法士として、HSPと人々と対話をしてきた。
自身もHSP。
HSPとは
HSPとは、とても繊細で感受性が高く、光・音・におい等の物理的な刺激を受けたり、大勢と一緒にいるだけで過度に疲れてしまう気性の人のことです。病気ではありません。
1996年に、アメリカの精神分析医、エレイン・アーロン氏によって提唱されました。
外交的な人にもHSPは人はいる
繊細な人って内向的な人が多そうだけど、実はHSPの3割が外交的な人で大勢居るほうが心地良く感じるそう。でも、自分の限界以上に社交的であろうとするから、内向的な人よりも大変だそう。
特徴と対策
一度に多くの情報を吸収できる
私も、HSPの気があるんですが、会社の食堂でご飯を食べると人が多すぎてとっても疲れます。対策としては、オフピークで食べるとか、自家用車とか、事務所で食べる方法があると思います。外食も基本的にオフピークで利用します。
不安を感じやすい
不安への対策ですが、不安の原因から逃げずに、その不安が現実に起こることを想定して、準備することです。意外ですね。
例えば、地震が間もなく起こるとかいう、煽り記事を見てしまったとします。そういう時は、もし起こった時にどんな対策をしておけばいいかを考えておけばいいですよね。食料の備蓄、車の燃料は常に半分以上は確保する、ハザードマップを確認しておくと等。
音・におい・光に敏感
光できついのが、白い蛍光とかディスプレイの白い画面ですねー。蛍光灯の対策は色付きメガネがいいです。あと気づいていないのがデスクの反射です。私はTREXの偏光レンズを使っているのですが、デスクの反射がかなり抑えられます。会社のデスクが真っ白なので、蛍光灯の光をがんがんに反射してマブシー死ぬ!という感じなので。ただ、このレンズ効果なので、緑とか黒の色を反射しないデスクマットを置くもの効果あると思います。
音は、ちょっとした物音、話し声、環境騒音(工事、車)の対策になると思うのですが、耳栓をするか、ノイズキャンセリングのヘッドフォンがいいですねー。私も最近ソニーのノイズキャンセリングヘッドフォンを購入したのですが、マジで人生楽になりましたね。ただ、少しガサガサ音がするので、しっかりと音楽を聴くものではないです。
においは難しいですね。空気清浄機とかマスクでしょうか。。。
繊細な自分を受け入れて、繊細さを生かす
てな感じで、HSPってつらいねーとばかり言っていてもしょうがないので、繊細さを生かしたいところ。アイディアは、
・HSPの人は水との親和性がいいので、温泉とかプールがおすすめだそう。
・自然のなかで運動する。
・料理をして、知覚に快感を得る。失敗したときはダメージも倍になって帰ってくるのですが。。。
ちなみに、私はスキーが好きなので、自然の中で運動し温泉に入るという必殺技を持っています。