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サイコパス

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こんにちは、かっぱです。今日はサイコパスの本です。嘘をついても平気で罪悪感や不安を感じないサイコパスですが、そんな彼らについての本です。

 

サイコパス (文春新書)

サイコパス (文春新書)

 

 著者は脳科学者の中野信子先生

 

意外と周りにはサイコパスがいるかも

 およそ、100人に1人はサイコパスがいるようで、アメリカだと全人口の4%になるそうな。職業でみると、社長、弁護士、マスコミ、セールス、外科医などに多くいるそう。外科医の中には、移植が必要な4人がいるなら、若くて健康な一人の人間の臓器を躊躇なく移植をするという意見があり、道徳心がなく合理性しか重視しないサイコパスの特徴が表れていました。

 

サイコパスの不安の消し方

心拍数を低く保つ

 サイコパスの特徴として、普通の人なら不安を感じたり圧力を感じる場面でも心拍数が低いままだったそうで。例えば、優秀な爆弾処理をする人の心拍数は、処理しているときのほうが、普段よりも心拍数が低かったようです。心拍数が上がると不安を感じるそうなので、心拍数を低く保つことは不安対策になるかも。

心拍数を保つことには、自分のドキドキを観察してみたり(ああ、おれドキドキしてるるわ)、相手に質問して時間を稼いだりすることが考えられますねー。

 

その場をコントロールする

 さらに、サイコパスは積極性が高くてその場をコントロールしようとする傾向があるそうです。自分でコントロールできない状況や事象には不安を感じますからね。特にサラリーマンなんかは、仕事の承諾なんかはコントロールできないんで。

 

 とはいっても、サイコパス並みに不安をなくすと危険な行動に走ったりするので、ほどほどに。

 

サイコパスに操られないように

 サイコパスが多い職業の中に社長がありましたが、ブラック会社なんかの社長はサイコパスなんでしょうね。面接では、相手によい印象を与えておいて、実際に仕事してみるとヤバかったみたいな。表面的な特徴としては、外見や話し方が異常に魅力的でナルシスト、取り巻きがいる、お世辞がうまい。内面的な面では、共感性がなく、恐怖心や不安を感じないようです。なので、怪しいと思ったら、面接で社員が社長のことをどう思っているかや、最近感動した出来事を聞いてみると、その片鱗が表れるかもですね。

 

サイコパスから学べることは多そうですねー。友達にはなりたくないですが。